インドネシア・油事業の立ち上げについて

              ・・・・・  「二本の 金の管によって 油をそそぎ出すこのオリーブの二本の枝は何ですか。」(ゼカリヤ4:12)


                                                                      2011 11/25
  1. インドネシア・オイル事業立ち上げの経緯:


  2011年のヨム・キプール(大贖罪日、10月8−9日)以降、主は、クリスチャン・ビジネスに一つの大きな奇跡を起こされた。クリスチャン・ビジネスマンが「国々の民の門」(エゼ26:2)となり、貿易関係の仕事が祝福される時が来たと思われる。
  インドネシアの実業家 ヤン・マンダリ氏からK兄弟に、インドネシア(Y州、クリスチャン人口90%の地域)における オイルの木栽培の大きな事業の話があったのは10月初めである。

  ヤン・マンダリ氏(60)は、18世紀にトルコから移住した家系の 敬虔なクリスチャンで、彼は元々バイオの仕事をしていた実業家であり、(事務所はジャカルタにあるが、)主な仕事の領域はY州で行なわれている。 彼は、土曜日にはメシヤニックの集会に行き、日曜日は100人の牧師の指導的立場の一人として教会に行く、という、イスラエル寄りのプロテスタントのクリスチャンである。

  ヤン氏は、長い間 スハルト大統領の下で働き、その後の第4代ワヒド大統領(1999 10〜2001 7、めくらの大統領)の妹(次期大統領候補、支持率40%)が (票固めの目的で)時々おしのびで彼の所に来るほど、人望と 政治的な影響力がある。 彼はオランダで学び、イスラエルの空軍をインドネシアに招いた功労者で、その戦死者の慰霊碑も建てた。
  (* 歴代大統領:  スカルノ、 スハルト、 バハルディン・ユスフ・ハビビ、 アブドゥルラフマン・ワヒド、 メガワティー、 ユドヨノ)
  現在も、イスラエル・ロビーとして活動し、イスラエルとは バイオ技術で協力関係を作っている。また、彼は、インドネシアの戦争孤児たちの世話をしている。
  また、彼の弟はオランダに住み、Y州全域(100人の牧師)とオランダの教会の指導者で、現地の教会の建物は充分ではないが 毎週5万人が集まるそうである。

  ヤン氏のもとで日本人への窓口的役割を果たしているのが、現地在住の日本人の KBさん(68)である。 彼は、30年間シンガポールに住み、船とオイルの仕事をしてきた経験者である。(シンガポールは石油ビジネスの一大中継地) また、日本ユダヤ説系の話題が豊富で、この話をすると時間を忘れるほどである。
  ヤン氏は、中国へは半年間行って、懲りてもう中国人、韓国人とは付き合わないと言っている。 一方、戦前の旧日本軍を見て、日本人に対しては大変好意を持っていると話している。


  このような インドネシアの大物実業家が、個人商社のK兄弟のところにわざわざコンタクトを取ってきた理由は、ヤン氏がたまたまお金が足りないためで、100億円の投資金を引き出すためのリーガルフィー300万円が出せず、多くの人脈を持っているにもかかわらず小金のことを言うと信用を失うためである。(* 多くの実業家たちとかかわる仕事をやっているK兄弟によれば、このようなことは、よくあることだそうである)
  このため、”詐欺”ではないかという疑いもあったが、K兄弟の仕事仲間の Nさん(中国 臓器移植の案内人)が行くよう導かれたので、10月13、14日の2日間 彼がジャカルタのヤン氏の立派な家で一日中話をしてきた結果、ヤン氏の事業も人物も本物であることが分かった。その上、Nさんに19日に開かれるインドネシアの医師会に出席することを勧めた。 もちろん K兄弟に対しても、ヤン氏の家に泊まることを勧められていた。
  Nさんが行くことになった理由は、非常に奇跡的で、彼がK兄弟の連絡を受けてヤン氏に送ったパーキソン病のビデオを、ちょうどそこに居合わせた パーキソン病のオランダにいる夫をもつ妻が見て、是非治療を受けたいと言われたからである。(* こちらは常に”現場主義”で、もし詐欺師ならば、途中で必ずボロが出る。海外の投資関係で騙されるケースがよくあるのは、”現場”に行かないからである)
  そこで、ヤン氏の事業資金100億円をロンドンのIFC(投資銀行)から引き出す(すでにヤン氏は借りるための段取りをすべて終えている)ための リーガルフィー300万円を、こちらで集めることになった。事業に100億円も必要である理由は、インドネシアのインフラ未整備(道路が無い!)のため、輸送用(機材、材木など)ヘリコプターがたくさん必要なためである。実際、Y州の山の中にも、平地にも、各所に飛行場がある。



  2. オイルの木の事業計画:


  今回、ヤン氏からK兄弟に開かれたビジネスは、大企業にとっては小さいながら、かなり大きなビジネスばかりである。

  ・ バイオ・ジーゼル燃料として収率の非常に高いオイルの木が、ヤン氏によって栽培されている。

  ヤン氏は、実業家と同時に 植物学者でもあり、独自に、ヤシ科でもジャトロファの仲間でもない木の(遺伝子操作ではなく)交配によって、他のどの植物よりも多くの油を採取できる”オイルの木”を開発した。 これは、実をそのまま破砕して絞った汁の 約6割が油であり、かつて日本に紹介されたアフリカ産の木の実よりもはるかに多い。(絞りかすは実の35%) この木は新品種なので、今のところ名前が付いていない。
  彼が持っている20ヘクタールのテストプラント農園では、1ヘクタール当たり1年で 20トンの油(200本の木/ヘクタール = 100kgの油/木1本)で、しかも密生させないで他の木も植えることができる。(cf. ジャトロファ 1トン/ヘクタール・年) このオイルの木は、7ヵ月ごとに収穫し、交配前の木で推定して200年はもつということである。(cf. ヤシの木は寿命が7年で切って捨てる) 苗から生育させ、1年目で1.5トン、2年目で3トン、・・・、7年目以降20トン/ヘクタール。
  ヤン氏は、Y州に農園に適した広大な土地を持っているので、すべてに作付けすれば、余裕をもって 3000万トン(= 2億1千万バレル)/年にもなる。
  さらに、ヤン氏は、ASEAN、環太平洋の国々に(種子ではなく)苗を販売・育成していく計画を持っている。(ただし、中国系、韓国系の経営者には、彼の意向により売らないそうである)
  ヤン氏が好意を持つ日本では、温暖な沖縄のみ栽培可能。 そして、オイルそのものは、日本、中国、韓国などに販売したいと考えている。

  この実を絞って作られる油には、二重結合が3つも入った不飽和脂肪酸の αエレオ・ステアリン酸が50%も含まれるのが特徴(他は、通常のリノレン酸、オレイン酸、パルミチン酸など)で、融点が低く寒冷地に向き、またハイカロリーである。(cf. 飽和脂肪酸(パルミチン酸、ステアリン酸など融点60〜70℃の高融点)を多く含む ヤシ油をメチル化した燃料(日本では約9割流通)では、寒冷地では軽油を混合して融点を下げる必要がある)
  絞って分離した原油のままのテストでは、ジーゼル機関(普通乗用車、小型発電機)は 黒煙や焼き付等の問題は全く無く軽油に比べ1.5〜2倍の低燃費で稼動した。インドネシアでは、バスやトラックなどが原油のままで走っている。
  日本やヨーロッパでは、油脂をメチル化(→ 参照: メチル化の実験 )して、軽油に5%混合して(軽油として)一般に販売、あるいは、100%のままで自家製燃料として内燃機関、ボイラーなどの外燃機関に使用する。(脂肪酸メチル・エステル=FAME)
  石油・石炭などの化石燃料と違い、太陽光100%を固定したバイオ燃料には、京都議定書によるCO2排出税がかからないので、軽油を使うよりも経費節減できる。


  ・ また、ヤシガラはどこの国でも公害になるほど出て問題になっているが、大量に出る絞りかすを炭化した炭も同様に、燃料や製鉄に混ぜることで経費削減ができる。 ヨーロッパと日本では、この温室ガス削減目標を定めた議定協定に入っているが、米国は離脱し、中国などは初めから入っていない。

  ヤン氏はインドネシアにもこの協定を導入し、インドネシアの環境保護を推進しようとしている。
  このように、植物油を原料とするバイオジーゼル燃料は、この10年間は軽油に取って代わると考えられる。(10年後以降はバクテリアによるバイオ燃料に引き継がれると思われる。) ただし、規模を大きくしていくと、(かつて潰された日本の企業があったように)石油メジャーからの妨害(法律、税)が入ってくることには注意していかなければならない。

  ・ CO2排出権売買のビジネスは、ヨーロッパでは通常行なわれている。 インドネシアに議定協定が導入されたならば、国内でもこのビジネスが成立する。


        ( → オイルのサンプル輸入を開始しています。お問い合わせください )


  

  ・ 川金掘りビジネスは、たまたまヤン氏が持っている川沿いの土地の上流の山岳地に、露天掘り式の大きな銅鉱山があって、そこから漏れ出す排水が流れ込み、下流の川の褶曲部に砂金がたまっているものである。銅や砒素を含む有毒な排水のため、川の周りの土地には植物が生えていない。(シアンは含まれていないようである) 銅の硫化鉱にかなりの金が含まれているので、山元で精錬した粗銅(金を含む)を輸出して、本国で電解精錬し、アノードスライムから金を回収するのが普通である。山頂に近い所にある この銅鉱山は米国系の会社が35年間も稼動しているが、現地人の労働条件は中国系企業よりもひどいらしく、この10月にも大きな労働争議が起こっている。さらにその下流には日本の住金の銅鉱山がある。
  ヤン氏は、当初これに関心が無かったが、分析の結果、多い所で 50g/トンと優良鉱並みの含有量であることが分かり、K兄弟がアフリカ・ガーナで川金採掘の経験(2004−2008)があることから、日本で採掘用機材を調達し、K兄弟が技術指導をする形で協力していくことになった。
  ヤン氏自身は全く無欲で、この金の収益の9割を現地人に分配するそうである。(森の木を切らせないため)

  



  3. 最近の貿易環境について:


  原発事故の影響で、日本への火力発電用の原油輸入量確保が避けられない問題になってきているが、その代替エネルギーとして、このバイオジーゼルは日本のエネルギー消費の重要な割合を占めるようになると考えられる。また、バイオ燃料には先の議定協定による税がかからないので、その分大幅なコスト削減ができる。
  現在の日本の原発をすべて火力に置き換えると、原油で647億リットル = 約4億バレル/年(1バレル=160リットル) 上乗せすることが必要で、上記のヤン氏のmax生産量で半分(2億バレル)がまかなえる。


  さて、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)に米国が参加してから、(これは、韓国に対するFTAと同じで、)米国主導の環太平洋各国の経済支配がなされるようになった。(中国に対するけん制の意味もある。ただし、中国はすでにバブル崩壊状態) このTPPは、参加各国どおしの関税を無くし、貿易を推進しようというものであるが、もし日本が加わると、明らかに日本は損をする。農作物(コメ・・・現在788%の関税で”保護”されている(1kg当たり391円)、牛肉など)ほもとより、自動車、道路も壊滅的打撃を受ける。特殊法人や医療機関は潰れ、道路の改修工事ができず、アメ車がプリウスに取って代わり、全国的に”富の消費”が加速される。 唯一、TPPに参加することで国益となることは、NSAの情報を共有させてもらうことにより、世界から富を収奪するための情報を得ることである。(米=スパイ国家、 菅、野田総理がそこまで考えているかどうか分からないが・・

  一方、インドネシア、タイは、このTPPに対し参加の意思を示さず、ASEAN議長国であるインドネシアはあくまでも 2015年をめどに ASEAN地域統合を行なっていく考えである。また、2011年2月のインドネシア外相会談(マーティー・ナタレガワ外相が来日)では、日本とインドネシア(ASEAN)との戦略的関係強化を訴えた。米国が入っていないこちらの方こそ関税を撤廃すべきである。

  輸入する軽油には関税がかかっていないが、中東産の軽油を輸入する際の”非関税障壁”というものがある。それは、軽油に含まれる硫黄分(亜硫酸ガスになる)に対する日本の基準が高く、中東産油国で硫黄分を除去・精製するための設備投資がかかるため、シンガポールを通しての軽油を日本に売りたがらないのである。(シンガポールは石油の中継地点。 ヨーロッパ産の石油は硫黄分が少ないのでこの問題が無い。)
  バイオ・ジーゼルには硫黄は含まれていないので、このような輸入障壁というものが無い。 しかし、石油メジャー(反キリスト・にせユダヤの勢力)の妨害が出てくることが予想され、オイルの輸入関税がどのように操作され得るのか、それをどのように防ぐのかが今後注意していくポイントである。



     (受けた個人預言) 2007 6/8: 2010−2020 立場・考え方・働きに大きな変化、
                  2007 10/10: 大きな相続地
                  2011 1/2: 新しい場所、広い牧場・主の領地

   「見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうでなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。 見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを知らせる。」(黙示録3:9)


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